驚き! ニーチェの言葉

やっと「超訳ニーチェの言葉」が回ってきました。
分厚い本の一番初めの言葉は、“初めの一歩は自分への尊敬から”と題されています。


「自分はたいしたことがない人間だなんて思ってはならない。…(略)… そうではなく、最初に
自分を尊敬することから始めよう。 まだ何もしていない自分を、まだ実績のない自分を、人間
として尊敬するんだ。…(略)… 自分の人生をまっとうさせるために、まずは自分を尊敬しよう。」


驚きました。 まさしく私は“自分はたいしたことがない人間だ”と思っていますから。 自分が嫌
いなわけではありません。 自分なりに折り合いをつけてきたつもりです。 でも自分の存在価値
は低くて、よく“たいしたことがない私なんかいなくても…”と考えます。 そんな自分を尊敬するな
んて。 でもニーチェによると、ここから全てが始まるみたいです。 何もない自分を尊敬することか
ら。 
私はまだ自分自身を認めていない、受け入れていないのかもしれません。 そう、きっとそのことに
気づかないふりをしていました。 目をつぶっていたのです。 逃げていました。 だからこの言葉が
本の一番最初に書かれていることに、今まで隠していた自分の弱みが真正面から見透かされたと
いうか暴露されたようでかなり動揺しました。 重大な言葉との出会いです。 
気がついたここからです。 今さら遅いなんて思いません。 難しくても、人生をまっとうさせるために
弱い弱い自分を尊敬しよう。