ほろ苦くて、せつない

フェイスブックで、昔好きだった韓国の人から友達リクエストとメッセージが届きました。
私がユーザー登録した時点で、その人がすでにユーザーになっていることは知っていたのですが、よもや
私からリクエストするはずもなく。。
メッセージには「元気にしていますか?どうしていますか?このような形で再会できてうれしいです」と。。
さて、困りました。 どのように取り扱ったらいいものやら。 私は嬉しくなくて、放っておいてほしかったの
ですから。
あれこれ考えているうちに、当時のこと、最後に別れたときのこと、一途に思っていた頃の自分が思い出
されて、せつなくなってしまいました。
きっと彼は、もう思い出を消化してしまったんでしょう。 
かれこれ10年が過ぎ、彼は結婚し、子どももいて、今はアメリカにいます。
反対に、結婚もしていなくて、彼ほど変化なく過ごしている私は、今でも愛おしい思い出として、心の奥底
に大切にしまっているのです。 
とりあえず当たり障りのない返事を返したら、また彼からメッセージが。。 とほほ。。
彼という人を知っているだけに無視もできなくて、極力短い言葉を考えては消し、考えては消し。。
だんだんいろんな言葉が浮かんできて、本当は彼の今のことを知りたいみたいで。。。
でも、でも、やっぱりいい。 思い出のままで。 そぅっとしておきたい。
彼が今元気にしているのであればそれでいい。
私は私で今一生懸命生きている。
友達リクエストは保留にしたままで、もう一度返信したら、それで終わろう。