2012年読んだ本

11月末ごろからペースダウンしてしまいましたが、今年もまずまず読めました。
今年のベストは、川端康成の「古都」になるでしょうか。
みをつくし料理帖シリーズは、継続中なので除外しています)
特にこれといった事件が起きるでもなく、二人の姉妹の日常を描いているだけなのですが、
京都の四季の描写が美しく、いつまでたっても物語の余韻が心の底に漂っていて、印象に
残る作品でした。
来年もたくさんの作品に出会いたいです。


葉室麟       蜩ノ記 / 千鳥舞う
田辺聖子      一生、女の子 / 九時まで待って / iめぇ〜る / 夢の櫂こぎどんぶらこ
            うつつを抜かして
越智幸生      小心者の海外一人旅
井上靖       氷壁
溝口あゆか    「わたしはわたし!」セルフ・ラブで幸福の扉を開ける15の鍵
平田オリザ     対話のレッスン
越谷オサム     陽だまりの彼女
朝井まかて     すかたん
岩崎夏海      もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
唯川恵       途方もなく霧は流れる
川上弘美      パレード
高田郁       心星ひとつ / 夏天の虹
あさのあつこ    うふふな日々 / 花宴
平松洋子      なつかしいひと
川端康成      古都
谷崎潤一郎     細雪 / 吉野葛
村山由佳      花酔ひ
鴻巣友季子     熟成する物語たち
津村記久子     とにかくうちに帰ります
三浦しをん     舟を編む
グレゴリ青山    ナマの京都
青山七恵      すみれ
岡田和弘      茶道美人
ペマ・ギャルポ     ワンチュク国王から教わったこと
穂村弘角田光代  異性
瀬尾まいこ     卵の緒
宮木あや子     花宵道中
ベニシア・スタンリー・スミス   ベニシアのハーブ便り
田崎真也      田崎真也のワインを愉しむ
幸田文       流れる
有吉玉青      南下せよと彼女は言う
穂村弘       人魚猛獣説
山崎将志      社長のテスト
田中昭三      文士の大和路
井上理津子     さいごの色街飛田
小島貴子 外    がんばる中高年実践就職塾
芥川喜好      時の余白に
椰月美智子     るり姉