写真撮影

事務所の写真を撮りました。
今の事務所に越してから3年くらいになるでしょうか。
前にも書いたことがあるように、窓が大きくて、眺めがよくて、明るくて、ほとんど一人で過ごす
私にしてみれば、それはそれは居心地のいい事務所でした。
愛着がある事務所を写真にとって残しておこうと思ったのです。
全体的にはもちろん、自分の机、話し相手の観葉植物、段ボールや部品が乱雑に積み重なっ
た倉庫、所員の人数以上に多い置き傘、冷蔵庫、スタンドミラー、ハンガーラックにかかった所
長さんのコート、同僚の上着、シュレッダー、電話機、掲示物などなど、毎日毎日目にしたもの
たち。 たとえ同じような構図でも、1°の違いで全く違う表情に見えるから、もう一枚もう一枚と
何枚撮っても「これでいいや」と切り上げることができなくて。。 そうするうちに悲しさとせつなさ
がこみ上げてきました。。
でも、いつかはこの事務所を去る日が来ます。 定年退職まで勤め上げたとしても、そのときは
ここを去らなくてはいけません。
人に対してであっても、物に対してであっても、別れは慣れないもんです。。