ベートーヴェン

千住さんのコンサートに行ってきました。
今回はベートーヴェン ヴァイオリン ソナタ セレクションと題して、ヴァイオリン・ソナタ
第8番、第5番「春」、第9番「クロイツェル」を演奏されました。
心が震えました。
初めに千住さんが簡単に曲の紹介をされたのですが、その言葉にもあったように、ベ
ートーヴェンは難聴に加えて目も患うという作曲家として絶望の中にありながらも曲を
作りました。 そのことに思いを馳せると、だからこそよけいに心に響いたのかもしれま
せん。 特にアンコール曲の悲愴は、静かに胸を打ちました。 素晴らしかったです。
何百年も前に作られた曲が、今もこうして人々に感動を与える。 名曲と謳われる所以
が、自分自身の経験によって初めてわかったような気がしました。