東京タワー

今「桃色東京塔」という本を読んでいます。
東京塔は東京タワーとわかるんですが、なんで桃色なんだろうと思っていたら、ピンクリボンデーのとき、年に
一度だけ東京タワーがピンク色にライトアップされることが話の中に出てきて納得しました。
東京タワー。
今勤めている会社の本社が東京にあることから東京に行く機会が増え、そして恋しい彼がその本社に異動に
なって、より一層東京というところが身近に感じられるようになりました。 しかも東京タワーが本社のすぐ近くに
あるのです。 いつか東京タワー行ってみたいな〜、それもぜひ恋しい彼と一緒に行きたいな〜と思っていまし
た。 実際「行きましょうね」と彼へのメールに書いたこともあります。
だけどそんなささやかな望みも叶うのは無理になりました。 それでも、東京に行く機会があっても、友達と、あ
るいは一人で東京タワーに行く気にはなれません。 やはり東京タワーは恋しい彼と。。 彼と行けないのであ
れば行かない、と思ってしまうのです。 私にとって東京タワーは、そういう思い入れのあるものになってしまい
ました。
でもこの本を読んで、私も桃色にライトアップされた東京タワーをとても見に行きたくなりました。 恋しい彼は横
にいなくても、こだわることをやめて、一人でもいいじゃないかと、少し、そう思えるようになりました。