わかるわかる〜

毎年夏休み前ぐらいになると本屋さんに置いてある、“夏の100冊”を紹介した小冊子を見るのが好きです。 
今年も新潮社、集英社、角川それぞれもらってきて、どんな本があるのかな〜、どの本読もうかな〜と物色し、
今読んでいるのが田辺聖子の「愛してよろしいですか?」
初版が1979年という、もう30年も昔の話だけど、全然古臭さを感じさせません。 主人公が34歳のOL,主
人公と恋仲になる相手が一回り年下の大学生です。 私も恋しい彼が5つ年下だったので、主人公が抱く思
いがよーくわかって「うんそうそう、そうやねん〜!」と大いに共感してしまいます。 年下といっても精神的に
は頼れる・甘えられる、素の自分を出せる、そして年齢差の不安などなど。。 読み進めていくうちに、主人公
と大学生の心と体の距離がどんどん近くなっていく様子に、思わず「いいな〜!私もこんな恋したい〜」と思わ
ず声に出して言ってしまいました。 初恋のような、甘酸っぱさを感じる二人の恋の話です。 恋ってなんて素
敵なんだろう。。(フラれるととてもとてもつらいですが…) 私も早く新しい恋に出会いたい〜♪
ちなみに田辺聖子さんは同じ町の人です。 この本をきっかけに、他の作品をいろいろ読んでみようと思います。