何ができる?

前に日記に書いた自殺についての新聞記事のことで、その記事を書いた記者のコメントが水曜日の
夕刊に小さく載っていました。
手紙やメール、電話でいろいろな反応があったなかに、「記事を読んで自殺を思いとどまった」という
反応がいくつもあったそうです。 記者は「書くことの責任を感じたり、なぜその人たちが今までそうい
う記事や情報に出会わなかったのか考え込んだ。 いのちの電話や相談窓口という基本的な情報が
当事者に届いていない。 この社会は生きることの意味を考える契機にあまりに乏しい。 それは情
報を送る側にいる私たちの失態でもある。 自殺対策の現場の中心には、ほぼ必ず身近な人を自殺
で失った人がいた。 痛みを知る人は思いが強いのだろう。 でもなぜ一般の人がもっと関われないの
だろうか」とコメントされていました。
今のこの時代、自死を考えることは決して特別なことではなく、見た目にはわからなくても、苦しみ思い
詰めている人たちがきっと周りににたくさんいる。 じゃぁ私はその人たちのために何ができるだろうか、
どのように関わっていけるのだろうか。。 私も深く考えさせられました。