2009 京の夏の旅

i-yuki2009-09-04

久しぶりに京都に行ってきました〜
今回は夏の間特別公開されている文化財を見に行ってきました。

【並河靖之七宝美術館】
目から鱗が落ちるような、今まで見たことがある七宝とは全く
違うものでした。まるで絵画のように繊細で、ため息が出るような
美しさでした。
並河靖之が住んでいた建物と庭園を目的に行ったのですが、印象に
残っているのは、展示されていた七宝の作品です。
建物は国登録有形文化財京都市指定歴史的意匠建造物に、庭は
京都市指定名勝に指定されています。
庭にある池の水は琵琶湖疎水を取り込んでいるそうです。
残念ながら建物や庭が近すぎて、全体を撮ることができませんでした。。



七宝記念館近くを流れている白川という川です。


記念館を出た後、伊右衛門サロンでランチをしました。
時間を気にすることなく、ゆっくりできる雰囲気が良かったです。
夜も行ってみたくなりました。


伊右衛門サロンの斜め向にある韓国の伝統茶と軽い食事を楽しめる
素夢子というお店。
前回たまたま見つけて、入ってみたことがあるんですけど、雰囲気もよく
お茶もおいしくてオススメです。


【紫織庵】
かなり広い町家でした。
祇園祭宵山に「屏風祭」というのがあって、屏風を人々に見せる習わしが
あるのですが、ここではその屏風祭を再現・公開しているのでいろんな屏風が
飾ってありました。(屏風は撮影禁止でした)
驚いたのが、2階に「鉾見台」(たしかこんな名前…)というのがあって
祇園祭の山鉾を見るためのちょっとしたデッキがわざわざ設えてありました。
祇園祭って京都の生活に息づいてるんですね〜

ガラス戸は全て建築当初の「浪打ちガラス」。
とても温かみのあるガラスです。


【無名舎】
ここも広い家でした。
係の人が案内してくれたのですが、説明忘れてしまいました…


樹齢100年以上の侘助椿

亀石と鶴石が置かれている縁起のよい庭。だけどどれが亀でどれが鶴か。。?
右端は何とかという赤石

坪庭

親子格子
祇園祭では、この格子をはずして屏風を見えるようにするそうです。


町家は風が通る造りなので、涼しさを実感してきました。
そして祇園祭との密接な関わり。
いい一日でした。
他にも写真あるので(どれもよく似ていますが)別ウインドウでご覧ください〜