色白

他人からよく「色が白いですね〜」と言われます。
私自身は別に「白い」という自覚はなく、そんなに他の人と変わらないと
思っているのですが…。
次に続く言葉が「いいですね〜。うらやましい。」
でも白いからといって、得をしたことなど一度もありません。
それよりも思い出すのは、遡ること約20年。
忘れもしない、小学2年の2学期、運動会の練習をしていた時のこと。
隣で練習していた同じクラスの男子に「お前白いな〜。全然焼けてへんやんか。
夏休みどっこも行ってへんねんやろ〜。」
え〜〜っ! が〜〜ん!! 白い? どっこも行ってへん??
夏休みはちゃんと家族旅行で海に行ったのに!自分では真っ黒のつもりなのに!
ひど〜〜い!!
と、色褪せるどころか、今でもまざまざと思い出すことができるあの時の記憶…
それによく「白ぶた」といってからかわれた記憶も…
以来、私にとって色が白いということは、良いことではなく悪いことになって
しまいました。
過去にあんなことを言われなければ、「白いですね〜」と言われても、素直に
喜べたかもしれません。
加えて、未だに忘れることができない執念深い私の性格。
それともこれがトラウマというものなんでしょうか。。。