からまってる。。

父は入院することになりました。 冠動脈塞栓術を行います。 がんは大きくはなっていないみたいですが。 残念です。 本人も「今回は大丈夫やと思うねんけどな」と言っていたのに。。 でもまだ治療できるだけ良かったのかもしれません。 塞栓術ができなければ、抗がん剤を飲むしかありませんから。 そして父の意向で治験に参加することになりました。 年をとってもできるのであれば、社会貢献をしたかったらしいです。 塞栓術を行うにしても、治験に参加するにしても、それはガンができているけれども肝臓の状態が良いという証拠です。 肝臓もがんばってくれているような気がします。
病院に行った次の日、父は以前から気になっていた腸を見てもらいに、昔痔の手術をしてもらった先生のところに行きました。 おならをすると、何か一緒に液体が出てくるそうです。 その日わかったのは、再び痔になっていること。 そして内視鏡で腸の中を見てもらったので、検査結果が来週わかります。 昔、痔の手術をした後家に帰ってから、排便をすると血が止まらなくて、でも排便がしたい、でも血が止まらない、とうとうパニックになってしまい救急車を呼んだことがありました。 今回も、おならがしたい、でも液が出る、と似たような状況で、検査を終えて家に帰ってから、トイレで一騒動ありハラハラしました。 父は気に病みやすく、きっちりしているというか几帳面な性質なので、またパニックになりやしないか、これが引き金になってうつになったりしないか、痴呆症になったりしないか心配になりますが、私もどう対応したらいいやらわからず困ってしまいました。 幸い今は落ち着いていて良かったです。 検査の結果、液体が出るというのが痔のせいで、腸は何もなかったということだったらいいんですけど。。
そんな父につきあう母のストレスも相当なもの。 痔のことで一緒にトイレに入って父の様子を見守り、ガーゼが便器の中に落ちてしまったので箸で拾い上げ、肝炎はうつりますから、はねた水が母の手についたと父も神経質になり、あぁ大変でした。 母は、変に生真面目で神経質で気に病みやすく、でも先生の前ではええかっこすると父の性格に対してキー!!となって胃を痛めてます。。
年をとると、たとえ健康であっても体力は落ち、気力も低下し、頭の回転もにぶくなってくるのが普通です。 さらに父のようにあっちこっちで障害が出、何種類もの薬を飲まないといけなくて、いったいどれだけつらくしんどい思いをしていることか。。 年をとってからそんな目に合わないといけないなんて。。 私だったら、どうしてここまでして生きないといけないのか、治療を止めたい、早く楽になりたいと思うことでしょう。 一つ一つ黙って耐えている父に、頭が下がるばかりです。
そんなところへ、就職活動の方では、初めて書類選考を通過して面接に行ってきました。 面接といっても、おしゃべりの延長線だったような気もしますが。。 応募書類の添削をしてもらって、早速効果があったんだと思っています。 良い受け答えができたからといってそこで働けると決まったわけではなく、どちらか迷った場合、やはり若い人を選ぶでしょうし、より知識がある人を選ぶでしょう。 謙虚にならなくては。 気を引き締めて、決まるまでは就職活動です。