ゆっくり行くねん

会社の飲み会で、ある人に「就職活動なにかしていますか?」と聞かれて、なんとなくその場の雰囲気で「ぜ〜んぜん!」と答えてしまいました。 実際はもう履歴書送ったりしているのに。
その時はそれだけですぐ話題が変わって良かったのですが、帰り際所長さんに「じゃぁもうちょっとゆっくりするんやね?」と念押しされて、なんとなく所長さんが働いてほしくなさそうな言い方だったから、つい「はい、給付がもらい終わるまでは」とまた嘘をついてしまいました。。。 そんな悠長なことしてられへん、というのが本音なのに。
ところが翌々日ハローワークに行って求人検索をしてみると、不思議なことに、見つけなくちゃ!という気持ちがすっかり失せてしまってて。 口に出した言葉の力ってすごいですね。 あかんあかん!と思いつつ、でもな〜、、と自分に甘くなりつつ。。。
そしたらその日友から電話がかかってきて就活の話をしていたら、「就活は給付を全部もらってからでもいいんじゃないですか?」
…、そっか〜、えっか〜、ええんや〜。。 確かに給付を残して就職するのは未練がある。 もうここまできたらジタバタしてもしゃぁない。 決めた!  
さっそく親に“就活は給付終わってから。心を入れ替えて遊びます。”宣言をしたら、意外なことに「遊んでこい〜、みやげ買ってこい〜」と肯定の返事でした。 まぁ親にしてみれば労力が増えるわけですし。。
さて、問題は「積極的に就職活動し!」と渇を入れてくれる姉です。 黙っておこうと思っていたのですが、昨日うちに来て「どうなん?」と聞いてきました。 そこで例の宣言を伝えたところ、一瞬絶句した後、「あはははは…」と笑い出すではありませんか。 何がおかしいのかさっぱりわかりません。 きっと呆れすぎたんでしょうけど。。 ひとしきり笑った後、「あんたのペースじゃないと動かれへんねんなぁ」とぽつり。 と、さっそく夏休みの旅行の予定を持ち出してきました。 まぁ姉にしてみれば、夏休みのあゆたんの面倒を見る人が増えるわけですし。。
家族全員の同意を得たことで、心おきなく休むことができます。
なにか心に引っ掛かりを持ったまま進んでも良いことはない、今この時はこの時だけ、きっと良い時になる、良い結果につながる、そう信じます。