東京にいる先輩

法律事務所に勤めていたときに、お世話になった先輩がいます。 先輩と私は、好きなものが似ている、関心のあるものが似ている、と思うのですが、そのせいかなんとなく気が合う、と私は思っています。 
先輩は目が大きい美人さんです。 仕事は丁寧で、かと思えばぼ〜っとしているところがあります。 寿退職で仕事を辞められ、その後も2回ほど家に遊びに行き、しばらくして東京へ引越しされました。 以来すっかり年賀状だけのやりとりになってしまったのですが、時々ふと「どうされているのかな〜」と思い出されることがあり、先輩からの年賀状にも「会いたいな」という言葉が毎年記されていて、おそらくそれは社交辞令ではないとなんとなく思えるのです。
私がこの2月に退職した会社は、年に一度社内行事で東京本社に行く機会があり、先輩と会おうと思えば会うことができたのですが、ついつい他のことを優先してしまい、次回こそは先輩と!と思っているうちに会社を去ることになって、結局行けずじまいになってしまいました。
最近ようやく先輩に近況報告をしたためて手紙を送ることができました。 先輩からの返事には、手紙をとても喜んでくださった様子が伝わってきて私もうれしく、先輩の近況も知ることができ、手紙を送ってよかったとしみじみ思いました。 お互いのメルアドが通じたので、「これからもメールで時々連絡をとりあいましょう。 新しい仕事が決まったら遊びにきて!」という先輩の言葉がとても有難かったです。
先輩に会いたい。 無性に先輩に会いたくなりました。