市民オペラ

地元で毎年恒例になっているらしい市民オペラ。 今年の演目はフィガロの結婚。 そのオペラにお昼の友が出演するので見に行ってきました。
オーディションがあったのは9月ころだったか、台風の時期でした。 友は合唱が好きで、特にどこぞの合唱グループに所属はしていませんが、ちょくちょく単発ものに応募して出ていました。 それがオペラに応募したと聞いた時は、さすがにびっくりしたものです。 
オーディションに合格して、10月から練習が始まり、当初は週に一度の練習。 仕事を終えた後、自分が降りる駅を通り越してこちらまで足を運んでいました。 通うだけでも大そうだと思うのに、本番が近づいた今月に入ると練習は週3度に増え、土日も練習があったり、仕事が忙しくても残業できないのでお昼休みを削ったり、趣味とは言え継続するのは大変だったと思います。 
練習場所がうちから近いので、練習が終わった後待ち合わせをして、何度か駅までお見送りをしていました。 限られたわずかな時間でしたけど、毎日顔を合わしていた友とこうした形で会う機会が与えられて、嬉しい一時でした。 前向きに取り組む友の姿は、励ましを与えてくれました。  
そうして迎えた今日この日。 半年間の練習の成果発表です。 出番はわずかでしたが、やり遂げた達成感はきっと感無量だったに違いありません。 観客という立場で、私も少しだけその気持ちを味わわせてもらいました。 ありがとう。 お疲れ様でした。