しめくくりは東京で

退職の手続きと挨拶のために、２泊３日で名古屋・東京を回ってきました。
大阪の営業車を東京に返すために所長さんが運転していくので、名古屋まで同乗して移動。　しばし二人だけのドライブを楽しみました。　久しぶりに会ったということもあって、名古屋までほとんどずっとおしゃべりしていました。　その日は名古屋のメンバーが送別会を開いてくれました。　１次会は近くの居酒屋さんで、２次会はよく行くというスナックへ。　スナックでは歌好きの同僚が熱唱してくれました。　私たちのためにというよりは、自分たちの練習のためにという感じでしたが。。　解散したのは午前３時ごろ。　
次の日、お昼を同僚の女の子と食べるということもあって朝事務所へ。　前の日よく飲んだので、頭が痛くて二日酔いです。　お昼になって、特にお別れの挨拶をすることもなく、いつもどおり事務所を後にしました。　予約したお店で元同僚の女の子も合流。　頭が痛くても、お昼にリクエストしたひつまぶしはしっかり食べました。　食事の後、元同僚が名古屋駅まで送ってくれて、乗車するまでのわずかな時間でしたけど、おしゃべりを楽しみました。　
午後３時ごろ名古屋を出発。　品川に降り立った瞬間、入社して初めて東京に来た日のこと、研修で４日間ほど東京本社で過ごしたこと、毎年開かれた創立記念行事のこと、プライベートで遊びに来た日のこと、がいろいろ思い出されて、もうその時点で涙が溢れてきました。　が、気をとりなおしてとりあえずホテルへチェックインし、送別会のお店がある蒲田へ移動。　お店に入って、所長さんの次にお世話になった女性の先輩の顔を見たらまた泣けてきて。。　先輩も涙目。。　が、ここでまた気をとりなおして食事に専念。　二次会はカラオケボックスへ。　普段歌わない同僚も最後だからと、みんなが歌ってくれました。　ここで先輩はこらえきれずに涙。　歌いながら涙。。　所長さんは、トイレに行こうとした私を「歌うから聞いて」ととめて、フミヤのTrue Loveを歌ってくれました。　
歌い終わって解散し、先輩と私は品川プリンスメインタワーのラウンジで飲みなおし。　天気は良くなかったですが、目の前に東京タワーを望みながら、一時を過ごしました。　先輩は大阪の閉鎖に納得できなくて、何もできなかったのが悔しくて仕方がないと、複雑なご自分の心境や社内の様子をいろいろ聞かせてくれました。
次の日の２月１５日は最終日。　退職する日です。　会社の携帯と保険証の返却。　そして退職金を現金で頂戴しました。　前回聞いていた金額よりも、慰労金という形で上乗せしてくれていてびっくりです。　お昼は社長が、所長さんと私にうなぎをご馳走してくれました。　事務所に戻って、この日ちょうど先輩の誕生日でケーキを用意しているということで、一緒にお祝いしてケーキを食べました。　その後、色紙とお餞別をいただき、一段落して「そろそろ行こか」と所長さん。　帰る用意をして、いよいよ本当にみなさんとお別れです。　涙がじわ。。　お世話になりました、ありがとうございました、また遊びに来ます、、と挨拶をして、みんなに見送られて事務所を後にしました。
所長さんは、社長が経営しているもう一つの会社の方に挨拶に行ってくるということで品川でお別れ。　「また会えますよね？」「会えるよ」と腕を軽くさすってくれました。　一番聞きたかった言葉。
閉鎖という理由で退職することになって、よりいっそう残念で、名残惜しい気持ちを多くの人がもたれているように感じました。　複数の人が「いつまでもこの会社のメンバーだからね！」と言ってくれたり、何度も固い握手をしたり。。
家に帰って、何人かの人にお礼のメールをしていたら、またうるうるしてきて、親のいる前で泣いてしまいました。
と、思い返して日記を書いている今この時もまた涙が。。　困ったもんですね。。　気持ちを切り替えないとと思いつつ、まだしばらくさみしさは続きそうです。
せっかく結ばれたご縁が、細くても長く長く続きますように。　心から願います。
また東京で、名古屋で、大阪で、韓国で会いましょう！