町家でイタリアン

週末、町家を改造したイタリアンのお店で、人生の先輩とランチをしました。 思わずお店の前を通り過ぎてしまうような店構えでしたが、中に入ってみると、町家の雰囲気を残した造りで、坪庭があり、こじんまりとした、適度ににぎわって、居心地のよいお店でした。 
もちろん味もグー♪ 私が選んだのは、オイルベースの桜えびと水菜のパスタ。 前菜には旬の素材が多く使われていたり、フォカッチャはモチモチ。 ドルチェが少しもの足りなかったけど、満足したコースでした。
先輩とは半年ぶりの再会。 軽くウェーブをつけた私の髪形を見て、「ふわっとしてかわいいね。やわらかい感じがしていいね」。 年甲斐もなく少し短めのスカートをはいて行っても、「ひらひらしててかわいいね。 春らしいね」とお褒めの言葉。 74歳のご婦人ですけど、そう思える感覚・センスが若い! イタリアンが大好きなことといい、トマトソースの研究をされていることといい、さすがだな〜と思いました。 会うといつも刺激を受けて、本当に良いお手本になる方です。
今回他にもお店の候補があったのですが、決めた理由は場所。 西洞院、柳水町。 今読んでいる平家物語に出てくるところです。 後白河天皇の兄弟の御所があり、柳の水という清い水が流れている(?わきでている?)と物語に書かれていて、いったい京都のどこなんだろう?と、とても気になっていたのです。 そしてお店を選んでいる時にこの地名を発見。 今は当時の面影なんて全くなかったですが、それでも往時を偲ぶことができ、その点でも満足でした。 
だけど京都ってあちこちに「どんなお店だろう??」ってそそられるお店が多くて、引き続き要探検・要開拓です!