戦没画学生の作品展

無言館をご存知でしょうか。
以前から行ってみたいと思っているのですが、長野県上田市にあって、遠くてなかなか実現せずにいるのですが、今、立命館の平和ミュージアムで特別展が開催中で、早速見に行ってきました。
あまりの完成度の高さに、ただただ見入るばかりでした。
作品を通して、ほとばしる情熱が、あるいは冷静な眼差しが、心に沁み込むように伝わってきます。
いずれの作者も、若くして戦争で亡くなりました。
もし今も生きていたならば、どれほど活躍し、美術界に影響を与えただろうかと想像されます。
そして、残された作品を守り続けるご遺族の方たちの心中を思い遣ると、深く胸が痛みます。
志半ばで倒れた若者たち。 
だけど私には、彼らの生は、すがすがしいまでに全うされたのではないか、作品を見ていると、不思議とそう思えてくるのでした。
見終わった後、龍安寺が近いので寄ってみることにしました。
3回目になりますが、この時期に訪ねるのは初めて。
ところどころ紅葉していましたが、まだまだほんの一部。
石庭にかかる枝垂桜は、早や葉が落ちてしまってて、私的には春の方がいいなぁと思いました。
しかし龍安寺はいつ来ても、制服を着た学生と外国の人でにぎわってます。